痔瘻SEのブログ

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算数を伸ばせば他の教科は不思議と成績がついてくる

塾に行かずに進学校に合格した息子の話、続編。

2つ上のおねえちゃんがちょうど5年生で、当時神奈川に住んでいた地域は半分以上が中学受験するところで、親もなんとなくブームに乗せられて、受験するかってなノリで受験の準備を始めました。

そのときも塾無しでなんとかなるだろうと、市販の問題集を買ってきたり、塾のオープン模試を受けたりして準備していましたが、模試の結果はよかったり、悪かったりで、私自身がその時は受験に懐疑的だったのが子どもに伝わってしまったのかもしれません。

しかし、受験に関係ない弟くんの方が、「ボクも問題集買ってほしい。」っていうので、算数だけはやらせてました。

算数だけは私も問題を一緒に解いたり、教えたりして、「算数は楽しい」、「我が家は算数ができて当たり前」みたいな”刷り込み”をしてました。

その”刷り込み”のせいで、お姉ちゃんも弟くんも算数だけはできてました。

そんなときに「算数オリンピック」というものがあることが知ったので、弟くんに算数オリンピックの問題集を通販で購入して、一緒に解いたりしてました。実はこの時の修練が息子を算数ができる子にしたのだと思います。

4年のジュニア算数オリンピックを初めて受けて、予選突破。その後、5年も6年も予選は突破しました。本戦では表彰まで一度も行かなかったですが、その時、家内がよく息子に言っていたのが、「算数オリンピックだけは、がんばろう!」でしたね。

純粋に親にほめられたいために算数に打ち込んだのかもしれないし、きっかけはともあれ算数好きになって、実際に結果がついてきたのが、本人にとって大きな経験になったのは、間違いないですね。

4年ぐらいから進学塾の模試を受け始めたら、県内10位以内に入っていました。ほとんど算数だけで引っ張っていたようなもんでしたが、それが徐々に他の教科もあがっていきました。別段、何かやっていたわけではなかったのですが、不思議なものです。

次回ぐらいにはお姉ちゃんの話もしないとね。