痔瘻で入院（五日目・退院）
ついに退院できる日がきた。
結局、4泊5日の入院だったが、大きな問題なく無事退院できた。 精算した結果、10万円弱。（安い！） 個室差額ベッド代が1万円×5日なので、手術代＋入院費＋薬代（退院後の諸々の薬3週間分）は、実質5万円掛かっていないことになる。自己負担3割とはいえ安い。手術のために結構な人と設備が掛かっていると思われるのだが、これで病院って儲かるのか？と思ってしまった。
通院の時に座る椅子に乗っかているクッションがいい感じだと思っていたのだが、詰め所に院内で販売しているという張り紙を見て、早速購入した。「ヨックション
入院・手術をする前は、（なんとかこのままやり過ごしてもいいんじゃないか）と思っていたが、今となっては手術をして「よかった」。
痔瘻で手術をためらっている方には是非とも言いたい。「とっとと、手術した方がいい。」と。
明日（書いている今は今日）から仕事復帰です。しかし、ランニングはしばらくお預けです。痔瘻の入院体験記も今回で終わります。（通院期間に何かあれば書くかも。）
痔瘻で入院（四日目）
朝5時に起きて、サッカー日本代表のベルギー戦を観た。
前半早々、先制されるも逆転で3-2の勝ち。 サッカー日本代表が頑張っているが、俺の痔瘻くんはあまり変化無し。というか、まぁ落ち着いている。
朝イチの看護師さんから「お変わりないですか？痛みは１から５のどれぐらい？」とお決まりの質問がきた。 どうやら痛みの度合いをMAX5とした場合、どれぐらいなのかというのをチェックするらしい。 MAXは20年ぐらい前も痔瘻手術をしたときが俺のMAXなので、今回はせいぜい１ぐらい。
俺）「ほとんど痛くないです。」
看護師さん）「では、０から１ってところですね。」
俺）「そんなとこです。」
夕飯の食事後に病院の玄関を出たところ（ちなみに院内は勿論禁煙。喫煙ルームのようなところもない。）で一服していると、同じ仲間であろう俺より少し年配のおっさんも一服に来た。 その方は切れ痔で3つ目の病院がこことのこと。その方曰く、大阪の肛門科でここが一番らしい。（俺もそう聞いてる。） 夜の回診で先生からの注意事項をお伺いした。
- アルコールは手術後から2週間は控えるように。（下痢とかで肛門に負担が掛かるから）
- 激しい運動は手術後3週間は控えるように。（ランニングはいつからできるか聞いたところ、そういうことらしい）
- 刺激物（一味とか唐辛子）はやめるように。（消化されずに肛門まで来て痔瘻くんに入り込むから）
- 出血したらまずは押さえて止血するように。（土日は内科の医師しかいなかったりする時もあるらしい）
- 傷口とかかゆくなったりしても市販の薬を塗らないように。（ゴムが劣化するらしい。そのためにそれ用の軟膏を処方してもらう。）
無事、明日退院となった。3週間後に通院することとなった。（そこからジワジワとゴムが締められていくのか。(´Д｀。) ）
相変わらず病院食のおかずは少ないので、コンビニでふりかけを買った。これがないとゴハンが残ってしまう。
痔瘻で入院（三日目）
手術後、初めての朝。 結局、手術後にまだ大便はしていない。便意はあるが怖くて行けない。 一発目の朝飯。
担当医の先生が朝の往診に来られた後に行こうと決めた。 先生がいらっしゃって「痛みはどうですか？」と。「ほぼ痛くないです。昨日の夜中に痛み止めをもらいましたが、想像していたほど痛くないです。」 お尻をがっちり固めていたガーゼが取り外される。患部を診て、
「大丈夫ですね。これを取ると少し楽になるでしょう。」とのこと。
俺）「ところで状態はどうだったのでしょうか？」
先生）「ストレートな痔瘻だったので、大丈夫ですよ。しばらく安静にしてください。」
（複雑な痔瘻でなくてよかった。） それから恐る恐るトイレに行ったが、 全然痛くない！ （先生サイコー！大阪北逓信病院サイコー！） しばらくは「ボディフィット ナイトガード」が俺のお尻をがっちり守ってくることとなりそうだ。 （当たり前だが）初めて生理用品を付けることになったが、これはなかなか快適だ。 そして昼飯。
本を読んでるかネットしてるか、ちょっと会社のメールに返信したりしてほぼ一日、安静に過ごす。 そして夕飯。
さすがに痛みもないし、安静にいるのも飽きてきた。予定通り、明日退院できそうな感じだ。 娘が学校の帰りに来てくれた。（我が娘ながら優しい子だ！） 一日、看護師さんとの会話しかしていないので、他愛のない話ができて嬉しい。
娘が焼きそばUFOを買ってきた。部屋で作って一緒に食べるというので、一口もらったが、美味い！ UFOって夜中に食ったりしたら、ものすごく美味い瞬間ってあるよね。それにも増して美味かった。 娘が帰って、しばらくしたころ（19時ごろかな）、担当医の先生の往診。患部を診てもらい、「大丈夫ですか？」とのこと。
俺）「ほとんど痛くないです。明日には退院できそうですか？（ドキドキ）」
先生）「明日ですか。一週間は安静にした方がいいです。今、痛くなくても帰宅したり、仕事したりすると痛くなりますよ。」
俺）「では、明日家内と相談して決めます。」
よくよく考えると家内と相談して決める話でもないか。。。痛くないし、病院にいるのも辛くなってきた（すっかり贅沢な悩みになってる）ので、早々退院できると思ったがそうもいかないみたい。それなりに出血もあるので、やっぱり明日退院はやめておこうと決めた。
痔瘻で入院（二日目・手術日）
前日、文庫本に夢中になってしまって結局寝たのが1時すぎぐらいだったか。あまり深い眠りにつけなかった。
6:50 起床とともに浣腸される
すぐに便意を催す。看護師さんに出たら流さずに見せるようにとのこと。（恥ずかしい）
8:50 手術用の服に着替えて、点滴開始
ここでも便意を催して点滴推しながらトイレに。
9:35 4Fの手術室に歩いていく。
手術室隣で脊髄麻酔の説明を看護師さんから聞く。
9:40 手術室に入って、脊髄麻酔の注射を打つ。
（いよいよこのときが来たか。。。）背中を丸めて体育座りで何度か消毒されたのち注射されたが、（思ったより全然痛くない。ふぅ～。）
9:50 麻酔も聞いてきて手術開始。
手術自体は15分ぐらいか。何かが焦げるようなにおいがするが勿論俺にケツの周りが電気メスで切られているのであろう。この間は麻酔が効いているので全く痛くないし、感覚も全くなし。
10:20 ストレッチャーに乗って病室に戻る。
体温、血圧を測り、点滴をしたまま、16:30まで安静にとのこと。首を起こそうとすると後で頭痛になるとのことで仰向けのまま文庫本を読むこととした。
16:15 一通りの点滴が終わって、やっと立ち上がれた。
体を拭いて寝間着に着替えて、外に出て一服。（看護師さんからはタバコはやめておく方がいいと言われたが、我慢できず。）
18:00 軽食が出てきて、ほぼ完食。ほぼ24時間ぶりの食事にありつけた。
今のところ、痛みは来ない。
19:30 主治医の先生の往診。
食事、痛みのことを確認して終了。（手術のことを聞きたかったが、明日の往診のときにしよう。）
お尻に違和感というか常に便意を感じるが、全く食べていないのでそんなはずはない。看護師さんに聞いたら、今日は大便はしない方がよいとこと。術後できるだけ安静にした方がいいから。（そりゃそうだな。）
部屋は個室ベッド（TV、冷蔵庫、インターネット接続あり）にしたが、なかなか快適。一日１万円するが短期間だと割り切って選択したが正解だった。
脊椎麻酔も痛くなく、術後も痛くない。今のところ、手術前の心配は杞憂で終わりそうだ。
痔瘻で入院（初日）
持病の痔瘻が悪化したのが、9月頃。主治医の先生からは、根絶治療するには手術しかないとのこと。
大阪マラソンを10月に控えていたので、意を決して11月18日に手術をエントリーしたの大体2ヶ月前。（マラソンちゃうからエントリーはおかしいか!?）
そんな訳で手術前日の9時に来て、看護師さんから手術前日から手術日、手術後の一連の流れ、過ごし方等の説明を受けた。
ちなみに病院は大阪北逓信病院というところで、会社の人も痔でお世話になっていたのでここに決めた。会社の人から痔瘻手術について大筋の流れは聞いていたが、やはり手術は怖いし、その後の痛みが心配で心配で仕方がない。麻酔は脊椎麻酔（下半身麻酔）ということだが、背中にブスッと太い注射を打たれるのはめちゃくちゃ痛いのでないのか。。。
一通り、看護師さんからの説明が終わって、結局その日は外出届を出して18時に戻ればいいとのこと。それなら15時ぐらいに入院でもいいんじゃないかと思うが。
謎の耳鳴り
先々週の月曜日（10月21日）から謎の耳鳴りに悩まされている。
ジジジッ、といった音が右耳にだけ響くようになった。
よく何も聞こえないほど静かな時にキーンとなるやつでなく、トイレの水を流す音とか、紙をくしゃくしゃ丸めたりした時の音に呼応してジジジとアナログラジオの雑音のような音がなる。
近所の耳鼻科に行って診てもらった。聴力検査、鼻通しなどをしたが結果、「老化だね。」ってことで、薬の処方もなく、終了。（おいおい）
セカンドオピニオンってことで、ネットで調べてみたら、職場の近くの耳鳴りを結構専門しているという耳鼻科のHPを見て、そこに行ってみた。
ここでも、「鼓膜のチェック」⇒問題なし、「聴力検査」⇒全体的に聞こえにくい（これは前から）、ということでした。先生の診断結果は、「鼓膜張筋が振動して不快な音を出している」とのこと。
漢方の「抑肝散」を2週間分、処方された。どうやらメンタルから来てるということなのか!?
同じような症状になった人で回復された人がいれば、是非ともアドバイスを！
